不登校生のおすすめ受け入れ先（中国）
ゆーくろっくの不登校カウンセラーがおすすめする不登校生の受け入れ先をご紹介します。この記事では、中国地方のおすすめ受け入れ先を、小学生のものから高校生のものまでを対象に幅広く紹介します。良い受け入れ先が見つかり次第、随時追加してまいりますので、よろしくお願いします。（最終更新日：H27.11.26）
おすすめ受け入れ先① 並木学院高校
概要
- 名称：並木学院高校
- 種類：通信制高校
- 対象：中学を卒業した者
- 住所： 広島県広島市中区小町8-32（じぞう通り）
- ＨＰ：http://www.namikigakuin.ac.jp/home.html
どんなところなのか？
並木学院高校は、全国で30の学校（小学校、中学校、高校、大学、専門学校）を運営する英数学館グループの通信制高校です。
生徒の好きなことや志す道を応援することをとても大事にしており、そうした考え方を反映する5つの学習コースが設けられています。
一つ目は、スポーツ・音楽・芸術に打ち込んで、特別推薦による進学や就職を目指すアクティブクラス（週5日登校）。二つ目は、大学への進学を目指すアドバンスドクラス（週5日登校）。三つ目は、動物に関わる仕事に就くことを目指すアニマルクラス（週5日登校）。四つ目は、週に2日登校するグローバルクラス。五つ目は、月に2日登校する通信コース。
場所は、平和公園の近くで広島駅からバスで行けるため、アクセスの良い環境です。
不登校生の受け入れ先としておすすめする理由
並木学院高校が不登校生の受け入れ先としておすすめする理由は、好きなことに打ち込む環境が整っているからです。スポーツ、音楽、パフォーマンス、芸術、動物関係であれば、学校の選択講座でも取り組めるようになっていますし、その活動での進学・就職の支援も得ることができます。もし好きなことが学校になくても、週に二日の登校ですむグローバルコースをなら、学外で好きなことに打ち込めます。
我々ゆーくろっくが不登校生を支援する中で強く感じているのが、好きなことに取り組んでその中で自分に対する自信を得ると、不登校の改善につながるということです。よって、好きなことに熱中できて進路のサポートも手厚い学校は、不登校生の受け入れ先に最適です。
また、グループに医療系の専門学校を抱えていることもあり、心のサポートが非常に充実しています。全職員が休憩時間に生徒への声かけを行いますし、スクールカウンセラーも常駐しています。
進路に関しては、通常の進学・就職に加えて、関連グループ内に大学や専門学校がいくつかあるのも、不登校生の受け入れ先として魅力的です。医療・福祉・看護・芸術・科学・動物といった多種多様な大学や専門学校があります。
おすすめ受け入れ先② 希望高等学園 岡山本校
概要
- 名称：希望高等学園
- 種類：通信制高校
- 対象：中学を卒業した者
- 住所： 岡山県岡山市北区幸町9-1
- ＨＰ：http://www.oic-ok.ac.jp/kibou/index.html
どんなところなのか？
希望高等学園は、日本で最大の広域通信制高校であるクラーク記念国際高校の連携校です。様々な理由による長期欠席・不登校・発達障がい・心の病気・中途退学等の方々が入学(新規入学・転入学・編入学)しています。
コースは二つ設けられています。一つが、週に2日登校して4限の授業を受ける通学コース。もう一つが、インターネットを利用して毎月のレポート学習を進めるネットキャンパスコースです。
キャンパスは、岡山本校と津山分室の二つあります。ネットキャンパスはどちらのキャンパスでも違いがなく、定期試験と特別活動のみ登校する形になります。通学コースは、岡山本校では、自分が入りたい教室に入って自分のペースで学習します。津山分室も自分のペースで学習できますが、教室がそもそも少ないため、選ぶことはできません。
不登校生の受け入れ先としておすすめする理由
希望高等学園を不登校生の受け入れ先としておすすめする理由は、 まず、自分にあった学習のスタイルやペースを選ぶことができるからです。まず自分の状態と方針に応じて、週2日通学するか、家で自分で勉強するかを選択することができます。週2日通学コースでは、希望する日にいつでも登校できますし、個別指導が中心なので自分のペースで勉強できます。
また、不登校経験者が多いので、お互いに気持ちをわかりあうことのできる友だちが見つかりやすい受け入れ先です。学校側も、友だち作りのきっかけを提供するために、月に一回のクラブ活動（イベント）を開催するなど、手厚くサポートしています。
過去の進学実績の充実ぶり（http://www.oic-ok.ac.jp/kibou/couse/graduation.html）を見ると、進路指導もきちんと行っていることが伺えます。