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元・不登校が選ぶおすすめ本① ~MANZAI~

こんにちは。ゆーくろっくの土井です。   私は不登校当時よく本を読んでおり、本によって救われた部分がたくさんありました。 そんな本の中から今日は1冊ご紹介させて頂ければと思います。

The MANZAI

本日紹介するのはあさのあつこ作のThe MANZAIです。  

不登校おすすめ本シリーズはこちら⇒

  あさのあつこさんは「バッテリー」などで有名な中高生に非常に人気のある作家です。 「The MANZAI」は中学生が主人公の全6巻のシリーズ作品です。

あらすじ

主人公の瀬田歩は中学2年生。中学1年の6月から感じた違和感を理由に学校を休みはじめ、二学期も学校に行く気にはなれませんでした。   そんな折、歩の不登校が原因で家族内でケンカが起こり、その気分転換にドライブに出た父と姉が交通事故で亡くなってしまいます。 歩はそれを機に不登校を脱するのですが、歩の中にはまだ違和感や葛藤は消えていませんでした。   そんな歩は中2の二学期に母の地元の中学に転校することになります。そこで突然クラスで人気のスポーツ万能な同級生の秋本から漫才コンビ結成の提案を受けます。歩とは対照的なキャラクターの秋本を中心とした、新たな友人との関わりあいの中で、葛藤しながらも成長していく物語です。

なんとなくはじまった不登校

歩が不登校になった理由は「いじめ」などのはっきりとしたものではありませんでした。 今まで当然であった学校や友達関係に強い違和感を感じ、それが限界に達したのです。   「中学に入学してから、ずっと感じていた疲労感がピークになった、そうとしか言えない」   という言葉に歩の思いが集約されています。

「普通」でなきゃだめなんだ

突然はじまった歩の不登校に周りは冷ややかな目を向け、心ない言葉をぶつけます。   「深刻ぶらないほうがいいぜ。そういうの、はやらないもん。」 「おまえどっかおかしいんじゃないか?」 「精神科にいったほうがいいぞ」   これらの言葉は歩に、   「学校に違和感を抱く自分はおかしい」 「学校に行けない自分はおかしい」   という思いを植え付けるのに十分でした。   「普通じゃないとだめなんだよ。普通に学校いって、普通に勉強して、 みんなと同じことができないとだめなんだよ。そうでないと不幸なんだよ。」   歩はそれ以降、病的に強くそう思うようになりました。

おまえは「普通」じゃない、「特別」だ

「なんで、普通じゃないとあかんのや」   そんな歩に対して秋本は平然とこんな言葉を言ってのけます。これは歩にとってすごく腹のたつ言葉です。   「普通」から離れたことのない奴に何がわかる!と私なら思うでしょう。 もちろん決して秋本は歩を怒らせるためにいったのではありません。秋元が伝えたかったことは、   「おまえは普通じゃなくて、特別だ」   ということなんですね。   改めて考えると本当に「普通」の人なんていません。   一人一人がそれぞれの個性を持っていて、それぞれが自分なりのストーリーを持った人生を歩んでいます。   これを読んだ当時、「自分は普通じゃない」と私も悩んでいましたが、 この本を読んで「普通じゃない人生っておもしろいかも」と思うようになりました。

立ち止まって考える時間を大切に

私達はよくも悪くも「普通」というものに縛られています。   「普通にいてくれればそれでいい」   そんな言葉をいろんな場面で聞きます。   しかし、「普通」とは一体なんなんでしょうか? だれにとっての「普通」でしょうか?   もしかしたらその「普通」は別の人にとって「普通」でないかもしれません。 もしかしたら「普通」という思い込みをなくすことで、もっと楽しく生きられるかもしれません。   時に立ち止まって考えてみるのもいいかもしれませんね。   最後まで読んでいただきありがとうございました。 また定期的におすすめの本を紹介できればと思います。