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不登校の子どもに優しくするために ~昔の自分を振り返る~

「子どもが学校に行かずに家にいるのを見ているとどうしてもイラだってしまう。」

「どうしたら子どもに優しく接することができるのかわからない」


不登校生の親御さまのお話を伺っていると、このようなお悩みをよくお聞きします。


自分をダメな親だと言い、自分自身を責めてしまう方も大勢いらっしゃいます。


そんなご相談に対して、ゆーくろっくでは、ご自身の小さいころの親御さんとの関係やご家庭の雰囲気について伺い、どうすればいいかを一緒に考えるようにしています。


自分の親というと、子どもにとってはおじいちゃんおばあちゃんです。同居しているなら子どもに影響を大きく与えているかもしれませんが、たいていは別々に暮らしているので不登校には何の関係もないように思います。


ゆーくろっくの生徒であるYちゃんのお母さんのお話を通じて、おじいちゃんおばあちゃんによる影響をご説明します。

ストレスによって不登校になってしまう

Yちゃんは小学5年生から体調不良が起きるようになり、中学に入った頃から朝起きるのが難しくなりました。

中学1年生のGW明けから完全に不登校になりました。


Yちゃんの体調不良はストレス性疾患ばかりでした。

ストレス性疾患は、ストレスによって頭痛や腹痛といった身体の疾患、うつや神経症といった精神の疾患をきたす病気です。


ストレス性疾患は、治療法が確立されておらず、病院に行ってもYちゃんの症状はよくなりませんでした。

普段は優しくできてもつい怒鳴ってしまう時がある

お母さんのお話を伺っていると、お子さんの良いところを笑顔で話す優しいお母さんなのですが、学校生活や勉強といったYちゃんができていないことの話になると、急に怒りの感情がおさえられなくなっていました。


実際、普段は穏やかに親子で過ごしているが、イライラをコントロールできず、Yちゃんを怒鳴ってしまうそうです。


Yちゃんは「親の感情の波に振り回されている」状態でした。


お母さんのことが嫌いなわけではなく、むしろ普段の親子間の雰囲気は良いのですが、母さんの機嫌や様子を常に気にしながら過ごしていたのです。つまり、常に緊張していて、親に安心感を感じられない状態です。


これによって、他人に対して安心できなくなり、他人の集まりである学校に行くと強いストレスを感じるようになったのです。

自分も安心しにくい家庭環境で育っていた

これだけだとYちゃんのお母さんが悪いようですが、お母さんがこうなってしまったのも幼少期の家庭環境に原因がありました。


お母さんのお父さん、つまりYちゃんのおじいさんは重度のアルコール依存症でした。


お酒を飲んでいない時は優しく穏やかなお父さんだったので、完全に嫌いではなかったのですが、お酒を飲むと声が大きく気性が荒くなって最後はリビングで寝てしまっていたらしく、それを見るのがたまらなく嫌だったそうです。


お母さんが成人後は、お酒のことでお父さん(Yちゃんのおじいちゃん)と激しく口論したことがある、とも話していました。


お母さんも一部安らぎの欠けた家庭で育っていたのです。


アルコール依存の親に育てられると、感情のコントロールが難しくなり、特に怒りを抑えにくくなる傾向が強いと言われています。


心理学の世界では、アダルトチルドレンと言われています。

最後に

じゃあそういった家庭で育った人は良い親になれないのかというとそんなことはありません。


むしろ自分自身で振り返ってそういった過去を自覚していれば、反面教師にすることができます。


不思議なもので、自分は絶対に親のようにならないと思っている事柄についてはそうならないんですけど、それ以外の親のダメな部分って年をとるほど似てくるように思います。


認めたくないのですが、自分も「性格だけでなく笑い方や目の動きもどんどん父親に似てきている」と妻に言われます。


どうしても子どもを怒りたくなった時は、頭の中で5秒数えてから怒るかどうか決めるとよいです。

そうすると、頭が少し冷静になり、怒るべきかどうか正しい判断もできますし、怒る程度も適切にコントロールできます。


まずは、今一度、幼少期の自分と親との関係性を振り返ってみてください。